僕は仮想通貨のWaves(実際には仮想通貨じゃないけど便宜上そう表現しておきます)を持っており、それをWaves Lite Clientで管理していたのですが、Waves Lite Clientのサービス(Chromeアプリ)がそのうち終了するとのことで、Waves Clientへの移行(切り替え)を行いました。
Waves Lite Clientのことはネット上で調べるといろいろでてくるのですが、Waves Clientはあんまり情報がない。ということで手探りで作業を進め、なんとか移行できましたので、手順をまとめておきます。 ※多分間違いはないと思いますが、作業は自己責任でお願いします。
1.バックアップ(SEEDの保管)
2.Waves Clientのインストール
3.アカウントの復元
1.バックアップ(SEEDの保管)
①Waves Lite Clientにログインします。不具合なのか、Wavesトークン持っているのに、ウォレットの中身がゼロになっている…。 ※2018年3月30日時点
②「Backup」のボタンを押下します。
③「SEED」の単語15個を保管(メモ)します。バックアップはこれだけ。「SEED」は超重要、なくしたら資産を失います。僕はテキストコピーして電子で保管していますが、紙に手書きしておくほうがハッキングのリスクは下がる、というか電子的に盗まれる可能性はゼロ。ただ、紙をなくしたり、写し間違えたら終了です。
2.Waves Clientのインストール
④WavesPlatformのホームページにアクセス(フィッシングサイトに注意!)し、「Download client」をダウンロードします。僕はWindowsユーザーなのでWindows版を。「Download client」というのは、デスクトップウォレットと同義でいいのかな。ウォレットは「Online client」というのもあるようですが、ウェブウォレットのことだと思うので、「Download client」のほうがセキュリティは高いのかなと思います。
⑤インストーラー(以下のアイコン)をダウンロードしたら、実行してインストール。インストール時の画面ショットは取り忘れました。
3.アカウントの復元
⑥インストールが終わるとWaves Clientが起動します。いろいろと注意事項が出てくるので読んで次へ、次へ。
⑦「Token Launcher」の画面がでてきたら、「Restore」を押下。
⑧「Your wallet seed」に、③でメモった15個の単語を入力します。Seedを入力すると勝手にAdressが表示されるので、自分のアドレスと同じか確認しておきます。もし違っていたら、Seedが間違っているということになります。
⑨パスワードを設定します。
⑩また注意事項の画面。一番下は解析に協力してもらえますか的なやつで、チェック入れなくても先に進めます。
⑪Waves Clientに入れた!Waves Lite Clientでは表示されていなかった僕の持っているトークンがちゃんと表示されてる。良かったー。
⑫デスクトップにはWaves Clientのアイコンが作られていました。起動するときはこいつをダブルクリック。
まとめ
上記の手順でWaves Lite ClientからWaves Clientへの移行(切り替え)が行えます。思ったよりも簡単でした。
Waves Clientで設定したパスワードでWaves Lite Clientには入れないのでご注意を。Waves Lite Clientで設定したパスワードでWaves Clientに入ろうとしたらエラーになりました。SeedやアカウントはWavesのどのウォレットでも共通で一意なものですが、パスワードは各ウォレット固有のものなんだなぁ。未だによく理解ができていない…。
Wavesは僕が買ったときから価値は半分くらいになっていますが(その他の仮想通貨も同様ですが)、値が戻ることを信じ、このウォレットに入れて放置します。
Wavesはリースすることができるので、せっかくだしやってみようかなぁ。元手が少ないので報酬は微々たるものだと思いますが。