先日、生まれて初めての確定申告をしてきました。
非常に面倒くさいイメージでしたが、実際にやってみると、そこまでではなかったです。
確定申告の種類
今回行った確定申告の種類です。
住宅借入金等特別控除
住宅ローン減税は契約から10年間、毎年ローン残高の1%が税金から引かれて返ってきます。
僕の場合、ローン残高は約2928万円(まだ70万くらいしか減ってない…)だったので、29万円くらい返ってくることになります。
住宅ローンの金利は0.57%なので、ローンの利子より税金控除額のほうが大きい。ありがたい制度ですねー。
ふるさと納税
ふるさと納税は、納税する自治体を5つに絞れば、ワンストップ特例制度で確定申告は必要ないのですが、今年は住宅ローン減税のためにどっちみち確定申告しないといけないので、あえて5自治体以上にふるさと納税しました。
FXの損失の繰越控除
去年から株とFXを始めました。株は30万(税引後)くらいプラスになったのですが、FXは27万のマイナス…。
株とFXは損益通算できないので、株の利益分の税金は払いました。というか特定口座で取引してるので証券会社が勝手に税金払ってくれています。
FXの損失分は無駄になってしまうかというとそうでもなくて、翌年に繰り越すことができます。
もし今年FXで利益が出たら、今年の損失分までは損益通算できるので税金かかりません。ただ、これは確定申告で繰越控除の申請をしておかないとできない。
ということで申請することにしました。
医療費控除
1年間に医療費が10万を超えると、10万を超えた分は所得控除が受けられます。
今年はいろいろと医療費がかかったので、10万超えただろーと思って、まとめておいた領収書を一つずつ足してみました。
結果は9万ちょい。10万いかなかった!
結構医療費かかった気がしていましたが、10万超えるってのはなかなかですね。
ということで医療費控除は対象じゃないので確定申告しません、というかできません。
確定申告の実施
申請書類の作成
申請書類は国税庁のHPから、「確定申告書等作成コーナー」で行いました。
指示された通りに項目を埋めていけばいいだけ。
作成終わったらPDFが出力されるのでそれをプリントして、添付書類をつけます。
準備した添付書類は以下の通りです。
共通
・マイナンバー通知カードのコピー
・運転免許証のコピー
・源泉徴収票
住宅借入金等特別控除
・借入金残高証明書
→金融機関から送られてきたもの。
・土地・建物の登記簿謄本
→法務局に申請して入手。
・売買契約書のコピー
→家買ったときのもの。
ふるさと納税
・寄付金受領証明書
→寄付した自治体から送られてきたもの。
FXの損失の繰越控除
・取引報告書
→証券会社のHPからダウンロード。
書類の作成は大変だと思っていたので拍子抜けでした。
でもパソコンを使わず全部手書きだったらどこに何を記入すればよくわからず面倒くさかったと思います。
申請書類の提出
書類の提出は休日開庁日の2/26に、最寄の税務署で行いました。
税務署はめちゃくちゃ混むという噂を聞いていたので、朝イチの8時半に着くように朝起きます。
ちょっと朝グダグダしてしまい出発が遅れ、着いたのは8時50分頃。
入口は、書類を作成する人と提出する人で分かれていたので、提出する側のほうへ。
建物の中に入ると全然並んでおらず、スルスルと進みます。一方、書類作成する側のほうは朝早いのに人がいっぱい。
提出するだけのほうは、前に数人並んでいただけですぐ順番来て、受付の人に書類を出して、終わり。
1分で終わった。はやっ!!
書類作成する人でごった返す中、それらをブチ抜いて、ささっと提出して終わり。ディズニーランドのファストパスのようでした。
受付の人も書類の記載不備がないとかしっかり確認すると思いきや、申請書類と添付書類が全部揃ってるかくらいしか見てなかった。不備ないか不安だからちゃんとチェックして欲しかったな…。
確定申告、非常に身構えていましたが、パソコン使えば、作成も提出も大して大変なものではありませんでした。