前回の続きです。
1.BS・CSアンテナを設置し、テレビの回線をネット経由からアンテナ経由にする。
2.ネット回線をso-net光から、NURO光に変える。
3.メインのクレジットカードを、au walletから別のものに変える。
4.携帯電話の契約をauからmineoに変える。
対応前の状態ですが、住宅購入時に地上波のアンテナとブースターは付けてもらっていました。
ただ、So-net光のオプションのフレッツテレビを使い、ネット経由でテレビを見ていたため、使用はしていませんでした。
BS・CSアンテナの設置
BS・CSアンテナの設置にあたり、まずはBS・CSアンテナを買わなければなりません。
Amazonで、「DXアンテナ BS・110°CSアンテナセット BC453K」と、アンテナの調整をするために「日本アンテナ 家庭用受信機器 BS/UHFチェッカー NL30S」を購入。
チェッカーは必須ではないですが、アンテナ調整をラクにするために買いました。
届いたら、さっそく設置です。
ベランダの柵に設置します。
まず土台となる部品を設置。
で、アンテナを設置。
次に、風呂場の天井裏に設置されているブースターに電源を入れ、同軸ケーブルを接続します。
今までのテレビ回線はネット経由で、電波は減退しないのでブースターは不要だったのですが、アンテナからの電波を得る場合はブースターで増幅させる必要があります。
これでアンテナの設置は終わり。
アンテナ調整がうまくいかない
アンテナの設置が終わったので、次は調整です。
調整にはチェッカーを使います。
テレビを使ってアンテナレベルを確認することはできますが、アンテナを少し動かしてテレビを見に行って、またアンテナ動かしてテレビを見に行って、と面倒くさいことをしないといけないので、その場でアンテナレベルを確認できるよう、チェッカーがあったほうが便利です。
調整の流れは以下の通り。
①チェッカーの感度をMAXにして、アンテナの方位角、仰角のおおよその位置を把握。
②チェッカーの感度を下げて、細かい位置の調整。
方位角、仰角をおおよその位置に動かしてみると、チェッカーが反応。
で、その後チェッカーが一番反応する場所を細かく調整しました。チェッカーは感度MAXで5段階中4の値を示しています。いくら調整してもこれ以上の数値にならないのでこんなものかなと、とりあえず調整は完了。
さて、テレビでBS・CS見れるかなーと思って部屋に入りテレビをつけてみる。
全然ダメ!
なんで!
ベランダに行き、再度アンテナの調整。でもどう頑張ってもチェッカーは感度MAXで5段階中4の数値以上になりません。感度MAXなのに5段階中4の数値は電波が弱すぎるのか。なぜだー!
ケーブルが悪いのか、アンテナ本体が悪いのか、ブースターが悪いのか、全然わからないのでネットでもいろいろ調べてみましたが解決せず…。
1時間くらい頑張りましたがまったく改善しないのでこの日は諦めることに…。
くそー!
アンテナ調整を業者に依頼
もう自力じゃできる気がしなかったので金で解決することに。
ネットで業者を調べてたら近所に良さげなところがあったのでそこに依頼。
依頼の電話した際に、(しっかり聞いてなかったけど)3000円とか言ってたから、そんな程度でやってもらえるのかーと思っていました。 ※後述しますが、実は違った。
で、数日後、予定通り業者がウチに来ました。
まず外からアンテナを見てもらい、そもそも我が家の位置的にBS・CSアンテナの電波入らないのか聞いたところ、そんなことはないとのこと。とりあえず一安心。
さて、アンテナ調整お願いしようかなーと思っていたところ、業者から料金の話が。
「基本料金40000円で、3000円割引なので37000円です」と。
え!そんなすんの!?電話で聞いてた3000円って値引き料金だったの!?
電話じゃ基本料金40000円なんて言ってなかったはず…。
「専用の機材使ったりするんだから3000円なんかじゃできないですよー。別にやらないならやらないでもいいですよ」と業者。
10000円くらいなら依頼してたかもしれないけど、40000円弱は高すぎだよねぇ…。
自力でアンテナ調整できないからって足元見てるよなこれ…。
しばらく迷いましたが、アンテナ調整だけで4万弱は出せないと思い、断りました。
ちゃんと事前に見積額聞いとけば良かったなぁと思い、業者のHPを改めて見たら、アンテナ調整8000円と書いてあった。
完全にボッタクリじゃないか!あぶねー。
アンテナ調整に再挑戦
業者に依頼するのをやめたので、自力でやらねばなりません。
ただ、業者に足元見られて、こうなったら意地でも自分でやってやる!とモチベーションは上がっています。
改めて、近所の家に設置しているアンテナを見たり、ネットで調べたりしながら、アンテナの位置を合わせます。
すると、チェッカーがめっちゃ反応しました。今まで感度MAXで5段階中4までしかいかなかったのに、5まで数値が上がった。
おお!と思い、今度は感度を下げ、その状態でも高い数値を示すように微調整。
今までとは明らかに違う。テンション上がります。
で、家の中に移動し、ちゃんとテレビ映るか確認してみると、ばっちりBSもCSも映る。
やっとできたー!
業者に頼まなくて良かったー!
最後に仮止めしていたアンテナのネジをしっかり締めて完了。
最初にアンテナ調整した際にうまくいかなかったのは、BS・CS110度アンテナなのに、124度/128度CSの方向に合わせていたものと思われます。
BS・CS110度アンテナでも、124度/128度CSの電波がちょっとだけ入るのでチェッカーが反応したと思われ、それに惑われてしまいました。
だいぶ苦戦しましたが、なんとかアンテナ設置は完了しました。
同軸ケーブルの長さ調整
番外編。
BS・CSアンテナからブースターまでの同軸ケーブル、1.5mくらいあればいいんですが、15mあるので短くする作業をします。
まず、程よい長さにカット。
ケーブルの切り口に、F型接栓の加工をします。やり方はネットで調べながら。
ケーブルを皮をむく。
絶縁体を取って芯線を出す。
F型接栓を付ける。
芯線の長さを整えて完成!
F型接栓の加工をするまえに防水キャップをケーブルに通しておかないといけなかったのにやり忘れた…。
長さ調整したケーブルの設置完了!防水キャップは入口をはさみで切ってケーブルに突っ込んで、自己癒着テープを使って無理やり付けました。
これで全ての作業が完了!
BS・CSアンテナ設置にかかった費用
最後に、かかった費用です。
F型接栓 | 200円 |
アンテナケーブル用防水キャップ | 100円 |
DXアンテナ BS・110°CSアンテナセット BC453K | 4,897円 |
日本アンテナ 家庭用受信機器 BS/UHFチェッカー NL30S | 2,994円 |
合計 | 8,191円 |
苦労した部分もありましたが、業者に頼むよりも安く済んだかな。