先日、子育てに関する本がリビングに置いてあったので、何となく読んでみた。
娘が学校に行きたがらないことに悩んで、嫁が買ってきた本だったのですが、この本を読んで、いろいろと腑に落ちました。いやぁ、これうちの子じゃん、と。
生まれつきとても敏感な感覚や感受性を持った人のことをHSP(Highly Sensitive Person)といい、その子供版が、HSC(Highly Sensitive Child)というらしいです。5人に1人がこの気質の持ち主とのこと。特徴としては以下の通り。
1)深く処理する
2)過剰に刺激を受けやすい
3)全体的に感情の反応が強く、特に共感力が高い
4)ささいな刺激を察知する
本の中に、HSCかどうかのチェックリストがあったのですが、いやまぁ当てはまる。
うちの子たちは双子で同じように育てているのに、娘だけ、本当に手がかかった(今もですが)。
赤ちゃんのときは全然寝ないし、寝てもすぐ起きる。起きてるときもずっと泣いてる(実際にはそんなわけないのですがそんな記憶しかない)。
大きくなるにつれて減ってきてはいますが、ちょっとしたことですぐ癇癪を起こす。外に出かけたときに発動するとホント大変なので、機嫌悪くなるなよーといつもビビッてました。一周周って逆に冷静になってしまうくらい、泣き叫ぶので…。
そんな感じで家族の前では暴れまくってるのに、学校ではしっかり者と見られている。
警戒心が強すぎて食べたことのないものは一切口にしようとしない。なので物凄い偏食で、給食を全然食べない。
アトピーで肌が弱く、ストレスがかかるとすぐ肌に出る。
こんな娘の特徴なのですが、まさにHSCの特徴。
あと少し変わったものとしては、娘はクレヨンしんちゃんとかドラえもんとかちびまる子ちゃんとか、見たくないと言います。理由を聞くと、アニメの中でしんちゃんやのび太やまる子がママに怒られるシーンが怖いからとのこと。たぶんこれも共感力が高いからなんじゃないかなと思います。
うちの子は双子で比較対象がいるので、この爆弾娘の手のかかり具合は生まれ持ったもんなんだなと思ってはいましたが、それがこの本を読んで、腑に落ちた。腑に落ちまくった。
あと、本の中で、手がかかるということは、子育てがうまくいっている証拠、安心して自分を出せる環境が作られている証拠、ということが書かれていて、今までの苦労が少し救われた気がしました。HSCの子は空気を読むのがうまいので、自分を出せない環境にいると手がかからなくなるらしい。
娘の言動に、ついつい感情的になってしまうときもありますが、大きな心で受け入れて、寄り添っていきたいと思います。